ラノベだけでなくコミックやアニメ、ゲームなど、様々なメディアに派生している丸戸史明さんの人気シリーズ『冴えない彼女の育て方』の4巻を読了したので感想まとめ。
あらすじ
詩羽先輩に続き原画担当の英梨々の作業も快調に進み、順風満帆に思えた同人ゲーム製作。だが、意外な落とし穴が…。
「って、結局絵とシナリオ以外は何も進んでないってことじゃないの!BGMとかどうすんのよ?」
悩む俺に追い打ちをかけるように、突然家出中の徒姉妹・美智留が転がり込んでくる。男と同居していることなんて頭の隅にもないような無防備な美智留に振り回される俺だったが、彼女の奏でるギターの旋律に心を奪われてしまい―。
「一緒に、最強のギャルゲーを作らないか?」「…は?」
ここに、非オタクのバンド少女と俺の“戦い”が幕を開ける!!
―ファンタジア文庫の特設ページより
項目点
文章 | 6点 |
ストーリー | 7点 |
独自性 | 6点 |
キャラ | 7点 |
満足度 | 6点 |
合計:32点/50点満点
感想
3巻まででそれぞれのヒロインをメインに扱ってきたので、今回は誰かな~と思ったら新ヒロイン登場!
メインヒロイン役、シナリオ、イラストときて、たしかに音楽が必要なのは分かる。
ただ、それがたまたま家出してきた同じ年のイトコというのは若干強引な気も……。
また、前巻に引き続き、主人公に感情移入する人にとっては、すこしキツめのイベントも起きるので注意。
(非オタクな人間から、主人公のゲームサークルについてキツめの指摘が……)
ただ、最終的な着地点は「なるほどね(ニヤリ)」とできるもので、非常に満足感あり。
あとはどんどんゲームを作るだけ!!
総合評価
【A】
だいぶ自作のゲームが進んできているようで、時々作中のセリフが登場するが、なかなかに中二病くささが漂っていて面白そう(笑)
むしろどっかで実際にゲーム化しないかなぁ……