鑑定使いの冒険者~戦闘スキルはゼロだけど冒険者になります~【感想】

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空野進さんの『鑑定使いの冒険者~戦闘スキルはゼロだけど冒険者になります~』を、2017年1月19日時点で公開中の49話まで読了したので感想をまとめます。

(49話時点/77,418文字)

鑑定使いの冒険者
R15 残酷な描写あり 鑑定 少女 ダンジョン 冒険者 スキル 魔法 剣 魔物 チート 書籍化

 

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あらすじ

【詳細鑑定】スキルしか持たず、戦闘スキルを持たない俺は初めてダンジョンに向かう途中、その前で貧しい少女を見かける。

誰かにパーティを組んでもらいたがっていた彼女だが、まだ見た目十代前後ということで相手にもされていなかった。

しかも自分のスキルも知らない少女……。
でも、俺にはその彼女が持つとんでもないスキルがわかっていた。

―『小説家になろう』の作品ページより

 

項目点

文章 2点
ストーリー 2点
独自性 2点
キャラ 1点
満足度 1点

合計:8点/50点満点

 

感想

主人公は、戦闘系のスキルを持たない代わりに、一般的な鑑定よりも上位スキル(隠しスキル)である【詳細鑑定】を持っていた。

このスキルは、その人の秘めた力すら読み解くことができるものだったので、実は魔法の才能があるのに、見た目が幼く貧乏でちゃんとスキルを調べられなかった少女を仲間にしたり、ダンジョンで的に襲われていた少女を助けたりして仲間を増やしていく。

わりとよくあるダンジョン物で、鑑定チートともいうべきスキルは面白そうだが、キャラが残念すぎる。

一番最初に仲間になる少女は別として、ダンジョンで出会う準ヒロイン?の存在が意味不明。

ダンジョンで死にかけのところを助けてもらったのに、起きてすぐに「私を街に連れて行け!」と命令する。主人公が売られた喧嘩を横から勝手に受ける、など対応がひどい。

素直になれない女の子を表現したいのかもしれないが、行動・セリフともに自分勝手なキャラにしか見えない。

 

総合評価

【D】

まだ10万字にも満たない作品のため、判断が早すぎる気もするが、メインキャラがしっくりこないと、さすがに読み進めるのは辛そうだ。

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