迷宮探索は妖精と共に【感想】

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青雲あゆむさんの『妖精と共にシリーズ』の第1部、迷宮探索編が本作。全87話(371,387文字)で完結済み。

2017年1月9日現在、第2部の魔境探索編もすでに開始されているがまだまだ序盤のため、一旦感想まとめ(軽いネタバレ有り)。

迷宮探索は妖精と共に
R15 残酷な描写あり ヒーロー 冒険 妖精 迷宮 ハーレム 微チート 努力して強くなる 成り上がり テイマー 現地主人公 ESN大賞

 

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あらすじ

使役スキルを持つデイルは王都で細々と生活の糧を稼ぐちっぽけな冒険者だった。しかしある日、彼は冤罪で投獄され、牢屋の中で妖精と出会う。妖精とは幸運の象徴であり、この世界では誰もが契約を望む貴重な存在。ひょんなことからその妖精と契約したデイルは、妖精をチャッピーと名付けた。自身の弱さを自覚したデイルはもっと強くなるため、チャッピーの力を借りて迷宮に潜る。そして彼は様々な仲間と出会い、自身を磨いて強くなっていく。これは後に魔大陸の英雄と呼ばれる少年の物語。

―『小説家になろう』の作品ページより

 

項目点

文章 6点
ストーリー 7点
独自性 6点
キャラ 6点
満足度 6点

合計:31点/50点満点

 

感想

「テイマー・弓使い・最初の使役獣がカーバンクル」ということで、一瞬、神無月紅さんがカクヨムで連載している『リトルテイマー』という作品とダダかぶり?と思ったが展開は全然違っていた。

ダンジョンに潜っては、強い敵が出てきて逃げ帰る。そして、仲間を増やしたり、装備を整えたり、スキルを伸ばしたりして再挑戦を重ねる。

出来る限り安全に、かつ地道に成長していく姿は、昨今の「俺TUEEEE系」には無い心地よさがあった。

最大級のピンチが起こった時には、仲間の成長イベントも発生し、抑えるところをしっかり抑えて、起承転結でまとめられている印象。

ちょっと残念なのは、全体的に戦闘が短すぎて、淡々と物語が進行するように感じる点。強敵との戦闘は、もう少し緊迫感のある描写と文章量があっても良かったのではないか?

 

総合評価

【A】

ぎりぎりAランク。キャラの深掘りの仕方や、戦闘描写に熱さが加わればもう少し伸びそう。

「俺TUEEEE系」に飽きてきた人にはおすすめ。

 

迷宮探索は妖精と共に
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