月が導く異世界道中(6)【感想】

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もともとは『小説家になろう』で連載していたが、書籍化&なろうの規約変更で『アルファポリス』へ移籍したあずみ圭さんの著書。

書籍版の6巻を読了したので感想まとめ(ネタバレあり)。

 

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あらすじ

累計20万部突破!薄幸系男子の成り上がりファンタジー、第6巻!

早くも累計20万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第6巻!

学園都市ロッツガルドで、生徒になるつもりがなぜか教師として働くことになった真。これまでの学園にはなかった実戦重視のハードな講義内容に、最初は生徒達から「鬼教師」と疎まれていた真だったが、次第に成果が表れてくると、意図せず株があがってしまう。揚げ句、熱心な生徒達から、来る学園祭のイベントに向け夏休み返上の特別訓練まで請われてしまい……。

「僕、本業は商人なんですけど……」厄介事を引き寄せる残念風雲児、深澄真の学園都市生活、まだまだ波乱の予感――!

―アルファポリスの商品ページより

 

項目点

文章 6点
ストーリー 6点
独自性 6点
キャラ 5点
満足度 6点

合計:29点/50点満点

 

感想

前巻で敵と思われる勢力に捕まってしまった部下。最初の20ページで自力で脱出!そして敵勢力も非常にあっさり、詳しい描写すら無く潰れる

やっぱり巻を分けた意味が分からない……。

教師としては、学生たちに夏の長期休暇に集中講義を開講して欲しいとお願いされ、前巻に引き続きのアオトカゲ君に加えてアオトカゲ君ツヴァイ(二人目の意味?)を召喚。スパルタ授業を続けていく。

商会としては、効果が高く安価な傷薬に目をつけた協会にイチャモンを付けられるが、自分たちの戦闘能力を活かした低原価や錬金能力に対抗できるはずもなく、今のところ障害とはならなさそう。

ストーリー全体としては、主人公の両親のルーツが明かされたり、宗教国家であるローレル連邦の人が「あなた異世界から来たんじゃないの?」と接触してきたり、世界観が明らかになっているのは好印象。

戦闘描写や日々の生活描写はあっさり風味なのに、時々、仲間の心情などにシリアス展開が出て来るのは好みが分かれるかもしれない。

 

 

総合評価

【B】

次巻はおそらく学園祭の本番&生徒達の闘技大会と、戦闘関係も充実するものと思われるので、ストーリーのスピードアップに期待。

あと、どうでも良いけど、本巻の表紙絵はストーリーのどこのつもりなんだろう?主人公が仮面つけてない状態で生徒の前にでてる描写無いはずなのに……

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