とあるおっさんのVRMMO活動記(10)【感想】

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もともとは『小説家になろう』で連載していたが、書籍化&なろうの規約変更で『アルファポリス』へ移籍した、ほわほわさんの『とあるおっさんのVRMMO活動記』の10巻を読了したので感想まとめ(ネタバレあり)。

 

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あらすじ

冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第十弾!

シリーズ累計39万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第十弾!

エルフの森の魔物の強さを思い知ったアースは、同行者のエルの伝手で仲間を募る。そうして出来上がったのは、アース以外の全員がエルフという超変則PTだった。長寿種族のベテラン戦士の実力は凄まじく、アース自身もレベルアップしながら大量の魔物との大混戦を切り抜けていく。

しかしその裏では、過去に類のない災厄が森の奥深くから這い出つつあった――冒険に付きまとう不条理に必死で抗って、冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!

―アルファポリスの商品ページより

 

項目点

文章 7点
ストーリー 8点
独自性 7点
キャラ 7点
満足度 8点

合計:37点/50点満点

 

感想

美人のエルフ、もういっちょ~

なんかもう、さすが主人公としか言えません(笑)

あと、アースの必殺技は『黄龍変身』とかじゃなくて、「料理」なんじゃないの?と思う今日このごろ……。

 

前巻から行動をともにしていたエルに加えて、エルの友人であるルイや、若いエルフのロイドと一緒にエルフの森を探索するアース。

そして始まるエルフの森の大型戦闘イベント「大討伐」。

このシリーズにしては珍しく?大規模戦闘の描写が細かく、かつ、なかなかうまく行かない部分も多くて見応えがあった。

 

そして終盤、本当に悲しい事件が起きる。

そして、それにブチ切れるアース。

戦って、戦って、戦って……

勝利することはできたものの、とてもつらい出来事となってしまった。

 

ただし、【願いの弓】に起きた変化に感動して号泣。

ほんのちょっとだけど救われた気がする。

 

総合評価

【A】

ほのぼの系の本シリーズにしてはかなり珍しい悲しい事件が起きた本巻。

ただし、最後の結末については、涙無しには読めない感動があった。

これからの主人公の冒険に、望みが持てて本当に安心した。