異世界に転生したので日本式城郭をつくってみた。【感想】

リュークさんの『異世界に転生したので日本式城郭をつくってみた。』という作品を、現在公開中の83話まで読了したので、感想をまとめます。

(2017年1月31日時点/224,303文字)

異世界に転生したので日本式城郭をつくってみた。
城と歴史に魅せられた俺(30)は彼女無しの生粋のオタクとして// 無料オンライン小説です

あらすじ

城と歴史に魅せられた俺(30)は彼女無しの生粋のオタクとして現代日本で生を全うするはずだった。
ところが、ある日買い物に出て気づいたら異世界に飛ばされていた。
それも鎧兜に魔法、魔物のおまけまでついてくるファンタジーな世界だ。
この世界で俺は、「ロイド」という一人の青年として生まれ変わり、第二の人生を歩むことになったのだった。

西洋ファンタジーな世界で主人公「ロイド」が前世では逆立ちしても手に入らなかった日本式城郭を作っていくお話です。

―『小説家になろう』の作品ページより

項目点

文章 5点
ストーリー 6点
独自性 8点
キャラ 5点
満足度 5点

合計:29点/50点満点

感想

日本の城が大好きだった主人公が、なんらかの理由で死亡。異世界で、ロイドという若者として転生する。
怪我を負っていたが、近くの村人に助けてもらったのち、とある事件が起きて村長をすることになり、日本式城郭を目指して村づくりを進めていく。

感想を一言で表すなら「おしい」。

戦闘シーンの描写はエグささ緊迫も含めてしっかりと読める。残念なのは日常パートの展開の唐突さと、一部のキャラのKY感。

そもそも、「なんかアイツ凄い実績作ったから村長やってもらおーぜ」という流れになるのか。

数十人程度の規模の村であれば、排他的な考えがあってもおかしくないのにほぼ満場一致とは……
これならまだ、「主人公は村長の息子」とかの方が納得感がある。

あと、一部のキャラの中途半端に言うことを聞かない立ち回りのせいでいまいち物語に没頭できない(命令云々ではなくて、こっちの言葉を理解しようとしない)。

いくら過去の友人(主人公に記憶はないけど)だったとしても、亡命している人間が作戦行動にめちゃくちゃ口を出してくるのは流石に違和感がありすぎ。

設定が面白そうなだけに、あと一歩足りないのがとても残念。

(ちなみに2枚ほど挿絵が有るが、わりとエグい描写もある作品なのに、絵がものすごくほのぼの系……。作者様によると、絵師様に依頼して平和な時を描いていただいたとのこと。)

総合評価

【B】

全体的には、内政と戦闘のバランスも良く、読み応えたっぷり。

ただし、一部のキャラの立ち居振る舞いについては好みが分かれる可能性があるので注意。

異世界に転生したので日本式城郭をつくってみた。
城と歴史に魅せられた俺(30)は彼女無しの生粋のオタクとして// 無料オンライン小説です

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