月が導く異世界道中(5)【感想】

もともとは『小説家になろう』で連載していたが、書籍化&なろうの規約変更で『アルファポリス』へ移籍したあずみ圭さんの著書。

書籍版の5巻を読了したので感想まとめ(ネタバレあり)。

あらすじ

学園都市に、G.T.M(グレート・ティーチャー・真)爆誕!

早くも累計17万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第5巻!

様々な苦難を乗り越え、ようやく目的地である学園都市ロッツガルドへとたどり着いた平凡高校生・真。彼は異世界についての見聞を広めるため、この地に存在する「学園」に生徒として入学することを目論んでいた。

ところが真の受けた試験は入学試験ではなく、なぜか教員採用試験――。

厄介事を引き寄せる残念風雲児、深澄真の奇妙な学園生活が幕を開ける!!

―アルファポリスの商品ページより

項目点

文章 6点
ストーリー 6点
独自性 6点
キャラ 6点
満足度 5点

合計:29点/50点満点

感想

4巻の終盤で、辺境でお世話になっている大商人レンブラントがミスした内容判明。

新たな都市ロッツガルドで学生になるのかと思いきや先生枠での推薦を受けていた。

仕方がないのでチート能力を活かして試験を突破、先輩教員の手助けで生徒を募集しつつ、ロッツガルドへ来た当所の目的、商店の開業も平行して取り組んでいく。

学生には実戦重視ということで、亜空からミスティオリザードのアオトカゲ君を召喚。学生たちをボコボコにするスパルタ訓練は、どこかコメディのようで面白かった。

また、協力してくれていると思っていた先輩教員が実は敵だったり、生徒だと思っていた女の子が潜入してきた魔族の将だったりと、キャラの特徴付けには力をさいている印象。

ただし、ストーリー展開がかなり唐突。

1人の学生がなんかおかしい→問い詰めたら魔族だった→魔族から学園都市で起こっている不穏な動きを聞く→仲間に調査を依頼→仲間が行方不明→次巻へ続く

といった流れが、最後の20ページくらいで一気に進むのはちょっとついていけない。

「どう?続きが気になるでしょ?次巻も買ってね!」といった感情が見えてがっかりした。

本巻に限って言えば、EXTRAエピソードをいれるくらいなら、もっとキリの良いところまで進めるべきだった。

総合評価

【B】

「次回が気になる!だから買う!」となって欲しいのか、かなり尻切れトンボな内容。

5巻を買うなら6巻の購入も必須のため注意。

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