月が導く異世界道中(3)【感想】

もともとは『小説家になろう』で連載していたが、書籍化&なろうの規約変更で『アルファポリス』へ移籍したあずみ圭さんの著書。

書籍版の3巻を読了したので感想まとめ。

あらすじ

早くも10万部!薄幸系男子の異世界ファンタジー第3巻!

早くも累計10万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第3巻!

突然召喚された異世界で、元竜と元蜘蛛の人外従者と共に旅を続ける平凡高校生・真。旅の途中に滞在しているツィーゲの街からほど近い森で、「森鬼」と呼ばれる亜人と遭遇したのが災厄の始まりだった――。

厄介事を引き寄せる残念風雲児、深澄真の受難、ここに極まれり! 商会を立ち上げた真のために頑張ります!――

ツィーゲで一番の大商人、レンブラントの奮闘を描いた特別書き下ろしも収録!

―アルファポリスの商品ページより

項目点

文章 6点
ストーリー 7点
独自性 6点
キャラ 6点
満足度 7点

合計:32点/50点満点

感想

主人公は第2巻でたどり着いた街、ツィーゲで商会を立ち上げることに。

商会で取り扱う商品として「薬」を考えていたため、同じく2巻で登場した、万能薬の素材となるアンブロシアという植物を亜空で栽培出来ないか挑戦していたところ、実はこのアンブロシアには自称ではあるが「アンブロシアを守るもの」がいるとのこと。

それが、あらすじにも出てきた森鬼《しんき》で、交渉どころか即戦闘になるのは、頭が固いというより頭が悪い。

急にリッチが出てきたり、1巻でチョイ役程度に出てきていた魔族と裏でつながっている人がいたりと、たまたま訪れた村で、どれだけイベントを起こす気がだと……

ただ、主人公パーティーの強力な力をあてにした、自分勝手なクズ人間やそれに激怒する主人公の様子もみられ、わりと淡々と物語を進行してきた本シリーズにおいては、やっと面白みが出てきた印象。

また、主人公のチート(膨大な魔力量)や亜空の秘密が徐々に明らかになっていくなど、伏線をはりつつ、伏線を回収しだしたのも○。

総合評価

【A】

Web小説が書籍化したからこその、ゆっくりとした離陸だが、少しづつテンポが上がってきた。

次巻では別の街へ行くということで、徐々に登場人物も増えていくなかで、1人1人のキャラ立てが上手くいくかに期待。

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