月が導く異世界道中(10)【感想】

もともとは『小説家になろう』で連載していたが、書籍化&なろうの規約変更で『アルファポリス』へ移籍したあずみ圭さんの著書。

書籍版の10巻を読了したので感想まとめ(ネタバレあり)。

あらすじ

累計40万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、待望の第10巻!!

魔族の襲撃から勇者を救出するためにリミアの王都に飛ばされた真と識は、正体を隠しつつ巨人の魔将を見事に撃退。ところがそこに、新たな乱入者が現れた!

ヒューマン最強の女剣士――竜殺しソフィアと、刃竜ランサーのコンビ。彼らが降らせた光の剣の雨で王都は壊滅状態になってしまった。倒した上位竜の力を吸収して更なるパワーアップを遂げた狂戦士が、真に襲いかかる!

―アルファポリスの商品ページより

項目点

文章 7点
ストーリー 8点
独自性 7点
キャラ 8点
満足度 8点

合計:38点/50点満点

感想

4巻で激戦を繰り広げた竜殺しソフィアと刃竜ランサーのコンビが強くなって再登場。ソフィアはまるで主人公キャラのように何回も能力アップしてくるが、本作の主人公・真はそれ以上のチートキャラだった。

「戦士とか。術士とか。違う、そもそもぜんぜん違うんだよ、ソフィア。僕はね」

「僕は弓道家だ。」

前巻に引き続き、決めゼリフががっちりとハマっている。

また、本巻においては、元リッチの識が本格的に戦闘参加。刃竜ランサーとの戦いにおいて、全部で13個のパワーアップアイテムのうちの幾つかを使用しながら、薄氷の上の勝利をしっかりと掴み取る。

全体的な割合でいうと、4分の1程度しか戦闘シーンは無いのだが、「起・承・転・結」の「結」の巻としての役割を果たしている。

総合評価

【A】

中盤の山場というか、主人公の転機となる一連の戦闘がやっと終了。あまり戦闘シーンの無かった本シリーズは、7巻~10巻を読んでやっと面白さが分かってくるのかもしれない。

国造りや魔族との交渉など、今後への期待も膨らむ終わり方で◎。

シェアする

フォローする