冴えない彼女の育て方(1)【感想】

ラノベだけでなくコミックやアニメ、ゲームなど、様々なメディアに派生している丸戸史明さんの人気シリーズ『冴えない彼女の育て方』の1巻を読了したので感想まとめ。

あらすじ

これは俺、安芸倫也が、ひとりの目立たない少女をヒロインにふさわしいキャラとしてプロデュースしつつ、彼女をモデルにしたギャルゲームを製作するまでを描く感動の物がた…

「は?なんの取り柄もないくせにいきなりゲーム作ろうとか世間なめてんの?」
「俺にはこのたぎる情熱がある!…あ、握り潰すな!せっかく一晩かけて書き上げた企画書なのに」
「表紙しかない企画書書くのにどうして一晩かかるのよ」
「11時間寝れば必然的に残った時間はわずかに決まってんだろ」
「もうどこから突っ込めばいいのよ…このっ、このぉっ!」

…ってことで、メインヒロイン育成コメディはじまります。

―ファンタジア文庫の特設ページより

項目点

文章 6点
ストーリー 6点
独自性 7点
キャラ 7点
満足度 7点

合計:33点/50点満点

感想

アニメ・コミック・ゲームと多くのメディアミックスを実現した人気作。

特徴的なのが3人のヒロイン。

誰もが憧れる美人の先輩、ツンデレの幼馴染、「地味」というキャラにすらなりきれないクラスメイトと、全く方向性が違うのが面白い。

ただ、主人公のぶっ飛び具合というか、こっちの話を全く聞かずに自分の言いたいことだけしゃべる感じはかなり人を選ぶ可能性あり。

しかも、読み始めて最初の10ページが一番のイタさなので、そこで読むのをやめた人もいるかも?

それでも読み進めて行けば、ある程度は慣れるし、魅力的なヒロインたちとの掛け合いは、とてもテンポが良く、サクサクと読める。

本巻においては、ゲームサークルの結成が決まったところで「次巻へ続く」状態なため、色々と張られた伏線をどうやって回収するのかわりと楽しみな作品。

(なぜ結成するに至ったかはあっさりと流されているので、今後、もう少し詳しく語られるものと思われる)

ちなみに、コミック版の『冴えない彼女の育て方 恋するメトロノーム』とは全くの別物なので、詩羽先輩が好きで小説版も読んでみようと思った人は注意!

※コミック版『冴えない彼女の育て方 恋するメトロノーム』は、倫也がラノベ作家である詩羽の編集者として、一緒に新しい作品を作っていくストーリーで、恵のゲーム制作については触れられていない。

総合評価

【A】

まったく違う属性の個性的なヒロインが3人いて、いまのところ誰とくっつくのか、はたまたみんなとハーレムを作るのか、全く予想できないところが面白さをアップさせている(アニメ版は未鑑賞)。

あまり学園モノを読まない僕でも楽しめたので、ヒロインは絶対1人じゃないとイヤ!という人以外にはおすすめの作品。

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