フェアリーテイル・クロニクル(1)【感想】

『小説家になろう』では完結済み、埴輪星人さんの『フェアリーテイル・クロニクル』の1巻を読了したので感想まとめ。

あらすじ

不慮の事故で飛ばされた異世界。そこには人気VRMMO『フェアリーテイル・クロニクル』と酷似した世界が広がっていた。

ゲーム内で生産職人として高いスキルを保持していた東宏(あずま・ひろし)は、異世界で再会したクラスメイトの藤堂春菜(とうどう・はるな)と共に、自給自足の生活を開始する。武具に薬品に料理に家具に……と、その生産品は留まることを知らず、ついには異世界に無い物まで作り上げてしまう始末で……!?

本来の目的であるはずの“元の世界へ帰る”はそっちのけで突き進む、モノづくり系異世界ファンタジー!

―MFブックスの商品ページより

項目点

文章 5点
ストーリー 4点
独自性 5点
キャラ 4点
満足度 4点

合計:22点/50点満点

感想

VRMMO系の作品かと思いきや異世界転移もの。

しかも、ゲームとよく似た世界に、ゲームのプレーヤースキルはそのままに転移するので、最初からイージーモード。

とはいえ、他の異世界転移もののように、神様的な人物から「アナタが別の世界に行く理由は~」といった説明を受けるわけではないため、どこで何をすれば良いか分からず、試行錯誤する様子はわりと面白い。

ただ、イベントの展開の悪さが気になる。

主人公の1人・東宏は理不尽な女性トラブルが原因で極度の女性恐怖症なのだが、その理由について仲間の1人の春菜に話すシーンがある。

そして、「本当にそんなこと有るのかな?」と私達読者が思った瞬間、まさしく人の話を聞かず自分勝手にがなりたてる理不尽な女性と遭遇。トラウマを刺激された宏は一時、前後不覚の状態に陥ってしまう。

「必要以上に女性に近づくとこんなことが起きるんです。」という説明のためのイベント。果たして必要だったのだろうか……。

また、終わり方もかなり唐突でプロローグ<前編>といった印象。

総合評価

【B】

主人公の男の子は生産系の廃人プレーヤーだったので、生産関係で試行錯誤するような描写は特に無し。

あと、大きなイベントが発生した!と思ったら、「次巻へ続く」状態なので、最低、1・2巻は同時購入したほうが良さそう。

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