とあるおっさんのVRMMO活動記(1)【感想】

もともとは『小説家になろう』で連載していたが、書籍化&なろうの規約変更で『アルファポリス』へ移籍した、ほわほわさんの『とあるおっさんのVRMMO活動記』の1巻を読了したので感想まとめ(ネタバレあり)。

あらすじ

「第6回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞受賞作!

「第6回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞受賞作、待望の書籍化!

超自由度を誇る新型VRMMO「ワンモア・フリーライフ・オンライン」の世界にログインした、フツーのゲーム好き会社員・田中大地。モンスター退治に全力で挑むもよし、気ままに冒険するもよしのその世界で彼が選んだのは、使えないと評判のスキルを究める地味プレイだった!

やたらと手間のかかるポーションを作ったり、無駄に美味しい料理を開発したり、時にはお手製のトンデモ武器でモンスター狩りを楽しんだり――冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!

―アルファポリスの商品ページより

項目点

文章 6点
ストーリー 7点
独自性 7点
キャラ 6点
満足度 6点

合計:32点/50点満点

感想

主人公は38歳のおっさんで、「ワンモア・フリーライフ・オンライン」という架空のVRゲームが舞台。
「どうせ社会人でログインできる時間もマチマチだし、ソロが多くなるのなら不遇扱いのスキル集めて遊んでやろう~」という思考回路に、同じおっさんとしてめちゃくちゃ共感した(笑)
最初の街での戦闘や各種生産作業、初めてのゲームイベント「妖精たちとの舞踏会」と盛りだくさん。
モンスターとの戦闘に加えて、対人戦もテンポよく進むので、非常に読みやすい。
随所に散りばめられた小ネタが、若干、対象年齢高めな印象。
あと、作中で主人公の料理が美味しそうだがらと、他のプレーヤーに捕まるシーンがあるが、これは間違いなく迷惑行為。
自称トッププレーヤーが暴言を吐きつつ絡みに来ても、GM(運営側)が出てこないのは流石に違和感があった。
基本的にはご都合展開なので、好みは別れるかもしれない。
私のように、「ゲームが好きだけど近あんまり時間が取れないんだよな~」とか「鬱展開なしでのんびり読めるラノベは無いかな~」という人には、自分がゲームをしているような感覚にさせてくれる本作はピッタリだと思われる。

総合評価

【A】

「さえないおっさん」というフレーズに、地道に試行錯誤するストーリー展開を予想して読むと、「なんかめっちゃ運が良くない?」と戸惑うだろう。

どちらかというと、自分がゲームをしているつもりで、サクサクと読めるラノベを探している人におすすめ。

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